エコアス馬路村
高知県馬路村は、森林面積が村の96%を占める森の村。ユズの加工商品販売で全国的にも有名になった村ですが、魚梁瀬杉(やなせすぎ)に代表される良質の杉材の産地でもあります。
藩政時代から土佐の林業を支えてきましたが、時代の移り変わりとともに林業は大きな転換期を迎えています。また、環境の問題が重視される今日、森は木材の生産の場だけでなく、水や空気をつくる場としても注目されるようになりました。
そこで、平成12年に新しい林業のシステムづくりを担う会社、“株式会社エコアス馬路村”を設立。森林を間引いたときに出る間伐材を製品化し、その利益を森林に還元することで、永遠の森づくりをめざしています。
■売上額の1%を森に還元 間伐されていない森林は木が密生し、日差しも入りません。木の生育は悪くなり、森林そのものも衰弱していきます。そこで、間伐材を製品化し利益を森林に還元することで、間伐を進める取り組みを行っています。
また、馬路村役場では、永遠の森づくりの実現に向けて『千年の森基金』を開設。エコアス馬路村では、間伐材製品の売上額の1%をこの基金に積み立てることで、森林に還元し、森の保全等に活用しています。
